左と右
これだけを見れば「左手と右手」「左折と右折」なんてことが頭に過るかと思います。
だけどBLに限ってはそうじゃない。
前にどこかの記事でも書きましたが…
凸が左（攻め）、凹が右（受け）
つまり、Loose Lips(SIDE:foggy)では…
カサイが左（攻め）、セディが右（受け）
これがひっくり返る事があると…
リバと呼ばれる。
と言うことは、総攻めの時に学びました。
BLでは、この左右の解釈の一致、不一致が「楽しさ」に直結する要素だと言うことですね。
「左右の解釈違いで苦しい」
あるプレイヤーがこう漏らしていました。
「左右が反対」だと。そして苦しいと。
つまりそのプレイヤーは、カサイが受けでセディが攻めであると感じ取ったわけですね。
個人的には、どっちでも良いと思っています。
二次創作で逆にしても私個人は特に何も言いません。
プレイヤーの頭の中で逆にしても問題ありません。
これも以前に書きましたが、肉体的にはカサイが攻めで、セディが受けですが、精神的な部分ではどう見てもセディが攻めで、カサイが受けです。
特にこの『LooseLipsシリーズ』は、肉体的な部分が重要ではないゲームです。
肉体的なBLに関しては、文章で「過去に肉体関係がありました」と言う文章くらいしか登場しませんから。
つまりLooseLipsは、精神的なBL要素が強い作品と言うことです。
遊びで作った動画はカサイが受け
エド×カサイシリーズの動画
こちらはBLっぽい動画内容ですが、正確にはどちらもBLではありません。
だけど「BLっぽい」部分でカサイは受けとして描写しています。
【BLボイス】忘れられない夜〜激しい妄想物語〜【エド×カサイ】
【BLボイス】いけない取調室〜吐かせるのはお前の※※〜【エド×カサイ】
本編ではカサイは左、セディは右
何が正解だとは言いません。
ただ本編では「カサイは左、セディは右」としています。
それをひっくり返すことはありません。
だけど、プレイヤーが感じ取ったものを否定することもしません。
そこから別の解釈で二次創作を生み出しても黙っています。
でも、事実として「本編ではカサイは左、セディは右」と言う概念がある。
そういうことです。
カサイ「セディ！ やめろ！ あーー！」
セディ「君の苦痛に歪む顔も嫌いじゃないよ」
たとえばこんなセリフがあったとします。
どんな場面を想像しますか？
カサイ「セディ！ やめろ！ あーー！」
セディ「君の苦痛に歪む顔も嫌いじゃないよ」
カサイ「黒板を爪で引っ掻くな！」
あとにつける一言だけで同じセリフでも見え方が変わってくる。
二次創作ってこういうことですよね。
本編では描かれていない部分を補完したり、想像したり。
なので、左右逆も否定することはしません。
カサイ「セディ！ やめろ！ あーー！」
セディ「君の苦痛に歪む顔も嫌いじゃないよ」
カサイ「ハァ、ハァ、やめろ…セディ……」
こう続くと思う人がいても間違いじゃない。
更にこれが性的なものであると想像することも面白い解釈だと思います。
なので苦しまないで欲しいなぁと思います。
ゲーム内容を楽しんでくれているだけに尚更。
『LooseLipsシリーズ』自体は、サスペンスが中心でBL要素は非常に薄いゲームなので、作者としては広い目で楽しんでもらえるといいなぁと思います。
いよいよ次回が最終話！
どんな結末を迎えるのか、ぜひゲームプレイで確かめてみてください！
サスペンスBLドラマゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy)』
