今週のお題「悪さ自慢」
悪さ自慢をする番長トール君と優等生セドリック君。
番外編!日常会話のショートストーリー!
ちょっとタイムリーな話題。
悪さ自慢。
今、ネットニュースでも話題になっていますね。
動画の方は観ていただいたらわかると思いますが、おもちゃで遊ぶなど犯罪ではない悪さ自慢です…
過去の悪さを自慢すること
ネットで話題になっている人とは別の話。
悪さ自慢、犯罪自慢をする心理について。
普通の人には理解ができない心理だと思います。
これは、自らの行いが倫理に反していると理解していない場合や、アピールすることで何かメリットが得られる事があるからやるんですね。
「人にはできないスゴイことをした(僕私俺)」
そう思っているから自慢話として誇らしげに話す。
罪の告白とは違うわけです。
自分は強い人間であるというアピール(マウンティング)や、注目を浴びることへの心地よさ、犯行を人に喋ることで犯行時の興奮を思い出し、快感を得る。
悪さ自慢をする人は、こういうメリットを得るわけです。
まぁ、一種のオナニーみたいなもの。他人が見て心地よいものではありません。
通常、理性が働き「何を言っていいか、言った結果どうなるか」と言うことを考えて過去の行いを胸にしまっておくことができます。
でも、こういったメリットが得られるので理性が働かず、悪さ自慢をしてしまう。
周囲から顰蹙を買うことを理解していても麻薬のようなもので止められないのです。
中には、共感して褒め称える人間も出てきます。
だから、悪さ自慢をするひとはあとを絶たず、バカッターと呼ばれるようなものも生まれるのです。
自己顕示欲と犯罪
自己顕示欲自体は悪いことではありません。
健全な自己顕示欲もあるのです。
一芸に秀でている人間がひとに芸を披露することも自己顕示欲です。
しかし、自己顕示欲の強さと言うのは、やはり犯罪と切っても切れない関係がありまして。
「誰でもいいから殺して新聞に載りたかった」
かつて実際の殺人犯が口にした言葉です。
誰からも相手をしてもらえず、愛情に飢えていると注目を浴びようと犯罪に走る傾向があります。
以前、私やファン、出演者への殺害をほのめかし嫌がらせをしてきた中年女性がいました。
警察には既に行っている事案です。
犯罪者に自ら接触した感想としては、やはり非常にさもしい人間であると感じた。
誰からも相手にされないとああして暴れまわるのだなと。
自分の悪行を棚に上げ「嫌われた可愛そうな私アピール(不幸自慢)」をする。
あれも一種のオナニーです。結局一言も謝罪はありませんでした。
でも悪さ自慢と違う点は「犯罪を犯した(攻撃した快感)」ではなく「嫌われた(拒絶された快感)」を思い出していると言う点。
どちらにせよ見知らぬ人の自慰行為に使われた身としては、まぁ気分は最悪です。
そもそも他人に危害を加えること、殺害予告、暴言を吐く行為等、やめましょうね!
サスペンスBLドラマゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy)』