ゲームで誰かが遊んでくれている
ゲームが売れますと、その売上をゲーム制作に使わせていただいています。
主に、声優の方への依頼料。
そのほか、3Dモデルなど素材の購入、機材購入、広告費…など、余剰分があれば使わせていただいています。
個人制作でゲームを作っている身としまして、大変ありがたいことです。
ゲーム制作にかかった費用をゲームを販売することで回収する。
ごく一般的な方法ですが、回収できる人は1000人いたら1人と聞きました。
それほど、制作に多くのお金がかかり、売上を得ることは難しいと言うことです。
売れることはそう言った面では助かると言う意味で嬉しいと思いますが、実際の喜びは『ゲームを遊んでもらえる』と言う部分にかかってきます。
セール開催中!
自作ゲームを遊んでもらえること
フリーゲームを配信してきたので、このハードルの高さと言うものを痛感しています。
無料だから必ずしも遊んでもらえるものではありません。
やっぱり幅広い人を惹き付けるフックがないと、ゲームに時間を使ってもらうことは難しい。
LIKEMAD_GAMESの場合、幅広い層へ向けたゲームは限られています。
このLoose Lipsシリーズも、プレイヤーを選ぶゲームです。
どんなものでも「全年齢」が一番多くの人を引きつけます。
健全であって、全年齢、それでいてフックがある。
こういうゲームがもっとも多くの人にプレイしてもらえるゲームです。
スーパーマリオがその一例です。
しかし、個人資金、それも業界人でもなんでもない私が作るゲームを商業作品と並べて語ることはできません。それでもどういうわけか、私の作品を商業作品と並べて語る人が跡を絶ちません。比較したくなるのでしょうか?
インディー土壌でゲームを出していますので、「商業じゃこんなゲームないな、でも遊びたいな」と思ったものを作って販売しています。
つまりまずは自分がお客さん。
もちろんインディーとは独立系なので、商売でやっている人ももちろんいますし、ある意味玉石混合。でもその尖り具合がインディーゲームやフリーゲームの面白さであると思います。
『Loose Lips(SIDE:foggy)続編』をフリーゲームで公開
クラウドファンディングが成功しましたので、フリーゲームとして公開することが決定しました。
それは主戦場への復帰のような感覚。
戦い。フリーゲームで公開すると言うことは、望んでいない相手にも届いてしまうと言うことです。想像を絶するほど理解力の乏しい相手に届き、開始10秒でゲームプレイを辞め「国籍どこ?クソゲーです」と書き込まれるような場所、と言う意味(笑)
そういう異常者にも見つかってしまうと言うリスクはありますが、それでもとにかくこの作品を届けるべき多くの人に届けたい。それが私の目的です。
シリーズ1作目は無料で遊べますので、もし取調べADVが好き、海外ドラマが好き、陰鬱な物語が好き、サスペンスが好きなら遊んでいただけるといいなぁと思います。