腐女子・腐男子じゃないけどBLゲーム制作

初めてのBLゲーム【Loose Lips(SIDE:rainy day)】を作ったので「BL」について本気出して考えてみた。気に入ったらオススメして頂けるとありがたいです!

来月下旬!最新情報を公開!『Loose Lips(SIDE:foggy_dawn)』

来月下旬、サスペンスBLドラマゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy_dawn)』最新情報公開

likemadgames.com

 

どこまで見せて、どこまで隠すか。

今まではほとんど見せてきましたが、今作はできる限り情報を隠して、何の前情報もなくプレイして欲しいと思っています。

前作よりも更にシリアスに、だけど温かさはプラスして、人間ドラマにスポットを当てています。

 

私がLoose Lipsと言う作品を通して何を発信したかったのか、それがようやく分かるかもしれません。

飽くまでも「サスペンスドラマゲームにBL要素がある」という形なので、BLは色濃くありませんが、それでも最後は「確かにBLだった」と思う内容になっていると思います。

 

何よりもカサイ×セディじゃないと描けないドラマがあると思っています。

セディは虐待され、女性に性的魅力を感じない殺人鬼で社会的には救われなかった弱者です。一方、カサイは警官と言う社会的地位があり、弱者を救済できる大人でありながら自分の欲に負け責任を放棄した人間です。

この二人だからこそ描けるドラマがあったと全てのシナリオをゲームに組み込み終わった今思います。

 

どの人も社会の一部

大人は必ず社会に貢献し、世の中をよい方向へ導かなければならない。

それも子ども達の為に。

 

だけど、教師は性的虐待で捕まり、誹謗中傷でウサを晴らす貧乏人、金持ちはパパ活で少女を食い物にし、そんな大人を見て育った少年たちは我が物顔で寿司をペロペロする。

 

大人を信じてもいいのか?

子ども達のために大人が犠牲にならなければいけないの?

 

色んな立場から生まれる不満不平をそれぞれの立場になって見てみてみると、何か別の感情や、今まで気づくことのなかった価値観を得られるかも。

 

それができるのがゲームのいいところでもあると思います。

 

自分ではない人間になって見える物事に違いはあるのか?それともないのか?

このゲームが、社会について考えるきっかけになればいいなぁと思っています。