腐女子・腐男子じゃないけどBLゲーム制作

初めてのBLゲーム【Loose Lips(SIDE:rainy day)】を作ったので「BL」について本気出して考えてみた。気に入ったらオススメして頂けるとありがたいです!

キャラクター紹介動画【第一弾】

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キャラクター紹介動画【サスペンスドラマ風BLノベルゲーム】

 

「カサイってどんなキャラ?」

「セディって?」

エドって?」

 

この動画を見れば1分程でその答えがわかります。
出演声優のボイスつき!

youtu.be

 

3月26日【第一話】配信

既にボイスなしVer.は無料で配信しているのですが、今回はボイスつきの配信となります。
ところで…

 

ヒプマイ!

 

流行ってるんですよね。知ってますよ、存じております。
アプリ配信と被りました。
前のキキミミもニンテンドーダイレクトと被りまして、何度もゲーム配信スケジュールは確認しているんですがねぇ。
今回も被り倒しました。

PCゲームなので、ユーザーが被っているとは思いませんがプレスリリース厳しいんじゃないかと思います。

キキミミの時は有り難いことに4gamerさんが取り上げてくれまして本当に感謝しています。

www.4gamer.net

 

 学習しないなと。時折、自分自身に参ってしまいます。
でも、走り出したら止まれないですから、もう出来る事を出来る範囲やって進んでいくしかないんですよね。

 

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可愛い、純愛、イケメン、キュン…

そういうワードとはかけ離れているゲームです。
エロもない、イラストもない、愛もない。
でも、こんなBLゲームがあってもいいんじゃない?
そう思っています。

ci-en.net

キラキラしたイケメンキャラが濃厚な絡みを見せるBLもあるでしょう。むしろそういうものが一般的なのかな?
まぁ、詳しい部分はわからないんですけど、自分が作るものはそういう眩しいものでもなければ、闇に染まりしものでもない。

普通でリアルで、有り触れている。誰かの心に巣食う感覚や感情。
直視したくない自分自身の臭い部分。
LooseLipsは、そういう平凡的で世俗的で、特別じゃないものだと思っています。

そんなゲームに格好いい声優の方のボイス 、芝居がつくんですよ。
もったいないとどこか感じています。
卑屈になってるわけじゃないですが、うちのゲームに出ていいの?と思う部分もある。だって臭いゲームですから。
格好いいキャラクターはいないですから。
それぞれ脛に傷を持っていて、一癖も二癖もある。
一枚岩じゃない。セリフも常に誰かが怒鳴って、怒っている。

怒り

怒りがこのゲームの核にあるものです。
怒りって感情はできるだけ触れたくないし、ひとにも見せたくない。
それでも誰しもが抱えているマグマのような怒り。
だけど男と言う生き物は元来、体裁を気にして格好をつけ続ける。

悪癖ですよね。男の悪癖。性別にとらわれて生きる難しさ。男を手放せない女々しさ。男とはこうあるべきと言う型に自分を入れて生きていかなければならない時代背景。
きっと現代の若い男性はもっとニュートラルなんでしょうね。
いい時代になったと思いますよ。

でも、カサイ達が生きているのは90年代。
何事にもまだまだ偏見がつきまとう覚悟のいる時代でした。

と言うように硬派でシリアスで陰鬱で社会派な内容。
軽い気持ちでプレイできないような、構える必要があるようなゲーム。
そう、それは私が手塚治虫作品を読む時の心境。
そういうものになっていれば、少なくとも狙い通りにはなっているんだと思います。
そこに需要があるかどうかは自分では判断しませんが。

光を見ても羨ましいし、闇を見ても羨ましい。
だけど、それが自分のつくるゲームの作風なので吹っ切っていきたいと思います。
何よりも待っていてくれる人がいますので世界の片隅でひっそりと、でも大胆不敵に公開してみせます。

 

ゲームの第一話・予告動画はこちら▼

youtu.be