今回はあまり健全ではありません
あらすじ
セディとの捜査の後、高級ホテルにチェックインするカサイ。ホテルは豪華でベッドも大きく、ミニバーには冷えたビールが。カサイはセディに酒を勧めるが、セディは断り、カサイは一人酒を飲むことに。そこから危険な妄想が始まった――――
R18まではいきませんが、性的な雰囲気をもつ物語なのでR17くらい。
ファンボは基本的に「ifストーリー」のようなものです。
自分の中にあるifストーリーでは、カサイ→→→→←←セディと言うような関係性が固まりつつある気がします。
まぁ、あまり小難しいことを考えず、ネタが浮かんだら書いているものなので気楽にやっています。だから、本編との繋がりや整合性は細かく考えていません。
カサイはセディをいつまでも少年時代の彼と重ねて見ている気がします。
雨に濡れた子犬みたいな、どこか『可哀想な子』と同情しています。
まぁ、可愛いんでしょうね。
そういう内なる思いがあり、酒も入ったことで妄想が暴走してしまう。
このあたりは、本編外のカサイの定番のような形です。
エドとの話でも妄想が暴走していたので。
本編では一切こういうやり取りは書いていませんので、楽しく書いています。
あまり踏み込んだ内容のものは書いていませんが、最近はAIに質問しながらちょっとしたエロ官能的な話も書けるようになってきました。
俺はキャンディの包装を取って、手に持ったままセディに差し出した。それを黙って見つめたセディは首を軽く伸ばして口に入れ、舐め始めた。
濡れた舌先がキャンディの表面を滑っていき、テラテラと光っている。セディの舌がキャンディを舐める度に音が立ち、俺はその音を聞きながら、自分の口の中の湿っていく舌に気がついた。
時折、カサイは主人公なので「カサイ=津島ユキヒロ」みたいな勘違いをする人がいて困ります。
全然違いますから。
物語に合わせた主人公やキャラクターを作っているので、作者とイコールで結ばないで欲しいと思います。
頭を使ってキャラクターやセリフ、色々決めて作っています。
自分を書けばいいだけならどんなに楽か。
創作は創作です。作り上げるものですから、作者とは切って考えて欲しいと思います。
ある意味、Loose Lipsシリーズと言うドラマを演じる役者「トール・カサイ」のように、キャラクターを役者のように捉えています。
何を喋らすのか、どんな性格にするのか。どう演出して何を見せるのか。
そういうことを考えて作っている私は監督です。
でも、もしそこにリアルさを感じる人がいるのなら、それは創作がうまく行った証拠なのかもしれません。