ミニゲームの後日談
💡fanbox更新
先日公開したミニゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy)+Plus』から続く話。
朝日が差し込む前。少し早く目を覚ましたカサイは、隣で眠る穏やかな寝顔の死刑囚セディに手を伸ばし――――
おまけは、セディ視点の短い話。
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ミニゲームですが、実はプレイしてくださった方にだけわかるメッセージを込めました。
意味が伝わってるといいな!
セディ視点
あまり今まで書いたことがなかったので、なんだかむず痒くもありましたが、短い話(ほんの数十行)なのでまぁありかなと。
セディの内面と言うか、独白はできる限り書かない。
これは本編でもそうですが、セディの内面は一番の秘密です。
もし彼の心の内を覗き見ることができたとしても、プレイヤーや受け取った側には複雑さだけが残るかもしれないので。わかりやすいものではありません。
記号としてセディの内面は描いていません。
それは一般受けしないからと言うところもあるし、謎めいている方がカサイの物語として進めやすいと言うところもあるし。
全部見せたら面白くないと言うことももちろんあるので。
そもそもキャラの内面(独白)は、カサイ以外は描きません。
それはカサイが主人公だから。
主人公以外の独白は、続編ゲーム内でも一切描いていません。
ビジュアルやセリフで表現しています。
カサイは絶対的主人公。
これは自分の中にある強いこだわりだと思います。
セディは裏主人公で、Loose Lipsと言うゲームの象徴ではありますが、主人公はカサイだなと。
どのゲームも主人公は、特別です。
絶対に特別でないといけないし、その方がプレイヤーもわかりやすい。
わかりやすいってことは良いことなんです。
小難しい物語やテーマを扱う自分でもそれだけはよくわかります。
だからこそ、セディ視点は貴重ではあるかなと思います。