【動画】でショートストーリー『Loose Lips(SIDE:foggy)』
ここで不定期に掲載しているショートストーリーを【動画】にしてみました!
ここは個人ブログなのであまり公に宣伝はしたくないと言うこともあり、Twitterには繋げていません。なのでショートストーリーも『知る人ぞ知る』と言うような存在になっています。
でも、ショートストーリーは本編の補足だったり、本編への伏線だったりと言う役割もあるので、ここまでたどり着かずにどうにかショートストーリーを公開できないだろうかと考えまして…
そこで【動画】にしてみた、と言うわけです。
ここを読んでいる人にはあまり関係のない話だと思いますが、動画でも見やすいのであれば、今後ci-enなどでも動画でショートストーリーを公開したいなぁと考えています。
動画なら声優さんに依頼してボイスをつけてもらう事ができるので、ゲームと同じような感じで『ドラマっぽさ』を保ったまま、よりライトにLooseLipsを楽しんでもらえる…といいなという願い。
動画化するなら、コメディや短いものだけを動画にしようと考えています。シットコム的には向いていると思うので。
BL作品でコメディ
『LooseLipsシリーズ』はBL作品で、かつR15なのに『エロ』がない作品です。
きっと女性向け界隈ではニッチでしょう。
どれもこれも『エロ』があり『恋愛』があるので。
でも、こんなBL作品があっても良いんじゃない?と思います。
性的に消費されるものばかりの世の中で、性的に消費されないサスペンスBLドラマゲームがあっても面白いでしょう。
ゲーム本編はシリアスです。
ショートストーリーは、二次創作的なものなのでコメディ。
商業的に見ると「そんなBL作品は売れねぇよ!バカ!」と思われるのでしょうが、商業作家じゃないのでね。売れなくてもシリーズを作り続ける事が許されているので、作りたい間は作り続けます。
でもね、売れてる方が良いに決まってます。
売れている作品は面白い。間違いなく。
何よりも数字がドーンと出るとインパクトがありますし、数字が人を呼ぶ。
特に女性向けは『数字』が非常に重要であると感じています。
実際、売れていないものを掘り下げて楽しむ『オタク層』よりも、より大衆的で安心を求める『ライト層』と呼ばれるユーザーが多いと分析では出ています。
なので、多くの人に作品のよさを知ってもらうまでが難しい。
選択肢の中に加えてもらう事が本当に難しい。
Steamで『ウィッシュリスト』に入れてもらう事はそう大変じゃないけど、DLsiteで『お気に入り』に入れてもらう事はハードルが高い。
売れると『LooseLipsシリーズ』は具体的にどう変わる?
ゲームの売上は全て制作資金に宛てさせてもらっています。
外注への支払いが主な用途です。
現在、外注は声優さんのみとなっています。
その外注をもっと増やせます(専門家の手が入る)
具体例をあげると…
ビジュアル等のイラストの発注、整音の依頼、キャストの増員、デバッガーの採用、プラットフォームの選択…
更にこれらを請け負ってくれる専門家の募集自体に時間がかからなくなり、より多くの人が集まりやすくなります。
作品のクオリティーの向上に直結する部分です。
でも、無い袖は振れない。
現在は諦めているものと、仕方がなく自分でやっているものとに分かれています。
諦めたもの
・キャストの増員(セリフ数の増加)
・プラットフォームの選択
キャストの増員(セリフ数の増加)はお支払いが出来なければ依頼ができないので、台本からセリフや役を削って調整しています。
プラットフォームの選択は、主にアプリ配信について。
ある程度の開発投資をしなければ、私の場合は制作が困難なので諦めるしかない所ではありました。まずは主戦場のPCで…と。
自分でやってるもの
・イラスト
・整音
・デバッグ
ビジュアルはイラストレーターに依頼したかったのですが、これも余裕がないので自分で描くしかなく。声優さんに依頼するにあたり、最低限のイメージイラストがないとダメだろうなぁと思い、描くことになりました。
整音。これは、もうやるしかないのでやっている、と言うレベルです。音声を扱った事がなかったのでイラスト以上に見様見真似。
デバッグ。ぬいさんに依頼する日を待ちに待っています。これまでにも何度かお世話になっている有能なデバッガーの方です。
まぁ、そんなに大きなシステム変更もないので今の所は自力でも大丈夫そうですが、それでも不安部分は多いのでいつかまとめてドーンと…お願いしたいとは考えています。
大々的なプロモーション
個人制作はここに割く予算がない。
面白さを伝える事が上手なひとはあまり難しく考える事もないと思いますが、自分の場合はここが勉強不足ではあるので。
パブリッシャーがプロモーションをすべて行ってくれる場合は、こっちは制作だけに専念できますが、個人制作だと全部自分でやらなくちゃならない。
それだけにキャストの皆様のご協力やゲームに触れたプレイヤーの感想(レビュー)などが大きな力となっています。
www.freem.ne.jp
ご購入者、プレイヤーの皆様に感謝
今、このシリーズは徐々に徐々に育ってきてる段階だと思います。目に見えてどうと言う話ではありませんが、熟していっている最中にあると感じています。
まさか『エロも恋愛もない、システムの派手さもキャラクターの立ち絵もない、陰鬱で暗いサスペンスBLドラマゲーム』がこんなにも多くの方の手に取って頂けるとは思っていませんでした。この場でお礼を申し上げます。ありがとうございます。
残り半分!Loose Lips(SIDE:foggy)の最後までどうぞ応援して頂けると感謝します。
何がなんでも最後まで作り続けますが、応援してくださる方がいるから出来ることで、自分の為だけに頑張る事はできません。一人でも純粋なプレイヤーがいる限り、時間を確保し作っていきます。
副業ではないです。ましてや本業でもない。
趣味でやってるからこそ『楽しむ心』が信念です。
そうなんですよね、ほんと。
前日譚も伝説の9人目まで現れまして、心から感謝しています。
全プレイヤーを満足させる事は無理だと思います。
と言うか無理です。
でも、自分が納得するものを絶対に出していきたいので、妥協だけはせずにLIKEMAD_GAMESらしい、津島ユキヒロらしいものを完成させたいと思います。