今週のお題「懐かしいもの」
若者が懐古厨になると世界は終わる。
まぁ、どことなく漂う末期を感じますよね。
それでも昔のもの、音楽からはじまりファッション、リバイバル映画、ドラマなど時代を越えていいと思うものは古今東西存在します。
私も古い車が好きです。
シボレーのマスタング(マッハ1)、1967や1968のシェルビー GT350 。
シェルビーマスタングが特に好きです。
ここ数年は、1995年が舞台の『Loose Lipsシリーズ』を制作しています。
音楽にしても車にしても、ファッションにしても。
過去のものに意匠性を強く感じ惹かれるんですが、その中でも特に好きなのが…
昔のテレビコマーシャル!
こちらは自作ゲームのラジオ風動画。
途中、流れるLIKEMAD_GAMESのCMは、90年代のローカルCMを真似して作りました。
90年代は謎のCG全盛期で、MVやCMにもたくさんCGが使われていました。
今とは違ってコンプラ問題もありませんでしたから、煙草のCM、酒のCMがバンバン流れていました。
現在は体に悪いということで放映されていませんが、渋くて格好いいいぶし銀みたいな映像が多く残されていて、見ていて飽きないです。
バックに流れてる洋楽が単に好きだということもあるかもしれません。
ボビー・コールドウェルとかね。
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CMは「ものを売る、認知させる」という意図がある映像広告ですが、昔のCMを見ていると「あの煙草を吸ったら俺も格好よく見えそう」と言うような憧れを持たせるものが多いように感じます。
自動車のCMなんかは、高級車だと今でもそんな所があるかもしれません。
そして、面白いのが日本人に売るものなのに白人が出演しているものが多い。
当時の日本人がいかに「欧米への憧れ」をもっていたのか、ということがわかります。
実際にはプロパガンダとは言いませんが、アメリカに主導されていたような気もしなくないですが、それでも昔の日本人にとってアメリカはお手本にしたい憧れの大地だったんだろうなぁと、みんなが夢見ていた時代を感じることができます。
そこが昔のCMが好きなところかもしれません。
それでもローカルCMなんかは、家族総出で出演していたり、また別の面白さがあります。
youtubeで自分が生まれる前のCMを見ることができ、大衆文化が反映された広告やCMは時代考証にも多いに役立ちます。
身近な歴史遺産、文化遺産は、案外昔飛ばしてくて仕方がなかったCMだったりするのかもしれませんね。