今週のお題「わたしのプレイリスト」
どうも、津島です。
音楽といえば我がDJユキヒロを思い出す方もいるのではないでしょうか?
昨年、声優の秋月さんとコラボした楽曲です。
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さて、音楽とゲームは切っても切れない関係にありまして、ゲームも映画と同じ総合芸術と言うカテゴリーにあります。
私の人生を振り返ってみても音楽のない日々はありませんでした。
どの時代にも音楽があり、ゲーム制作にも大きく音楽が影響しています。
そこで今回は90年代が舞台の『Loose Lips(SIDE:foggy)』と言うゲームを作っているので、制作に影響を与えた『90年代の洋楽』を中心に紹介したいと思います。
Suede - Animal Nitrate
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David Bowieの系譜。はっきりと言える。Suede、ブレット大好きです!と。
90年初頭に活躍した――正確にはOasisの波に飲み込まれる前のイギリスの音楽シーンに登場した、ちょっと(?)口の悪いボーカル・ブレット率いる色物っぽいバンド。
Suedeについて語った記事はこちら!
likemad-games.hatenablog.com
この曲はまさにセドリック・スウィーニーを歌ったような曲。
情報はそれだけで十分だと思います。
過去に大人の男に貪り食われた男の曲。
Suede - Killing Of A Flashboy
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カサイのように追われる男の曲。
イントロ聴いてください。
めちゃくちゃ格好いいから。
ドラムとかギターとか楽器単体で入ってくるのが個人的に好きで。
俺は嫌いだとY氏が横からブーイングを入れてきましたが、私は好きなんですよね。
本当にね、SuedeはB-sideに名曲揃い!
ところで、追われたことってありますか?
私は真夜中、犯罪現場に出くわしてしまいまして。
やばいものを見てしまったと慌てて車に飛び乗ったんですが、案の定カーチェイスになってしまった事があります。
Meja - How Crazy Are You?
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90年代を舞台にしたゲームを作っているので、数多くの90年代の曲を聴きました。
そのひとつがこちら。
恋する女子のキラキラした、キュートな楽曲。
足取り軽く通りを歩いていくような。
この曲を聴きながらサイドストーリー・レトに登場するアイリスを書きました。
彼女の気持ちはきっとこの曲のようにジェフリー・レトに夢中だったと思います。
「これだけジェフに夢中なんだから、ジェフも同じだけアタシに夢中になってくれたらいいな」
初めてまともな恋愛をしたアイリスのピュアな心に似合う曲だと思いながら聴いていました。
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実はアメリカのサウンド、特にグランジってあんまり聴かないんですよ。
でも、この曲は「90年代を代表する曲」だと思ったので聴きました。
だいたいコピーバンドが演ってる、ありきたりな曲。
そういう印象を持っていたんですが、聴いたらわかりますよ。
ちょっと演りたくなる気持ち(笑)
長めのストラップで気だるい雰囲気出して、グランジやガレージ系の汚れた感じが格好いい。
ボーダーの人(カート・コバーン)のビジュアルから、セドリックのビジュアルを考えまして、染めたブロンドと肩まで伸びた髪。
きっと当時の流行はこういうロン毛だったんだろうなぁとそう思ってセドリックのキャラクターデザインを決めました。
Blur - This Is A Low
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90年代と言えばblurは欠かせませんよね!
Oasisはよ!と言う声が聞こえてきますがハマらなかったんですよ。
格好良すぎると言うのかなぁ。自分には変態度が足りなかった。
blurにしてもSuedeにしてもちょっと気持ち悪いじゃないですか。
あぁ言う気持ち悪さに惹かれるし、いいなぁと思います。
このThis Is A Lowは確か、シングルカットされていない曲でして。
でも、blurの中では1,2を争う程に好きな曲です。
なぁんかB-sideとかアルバム曲って商業的な所を意識してないからか、スーッと入ってくる曲があるんですよね。
この曲はそう言ったもののひとつ。
同じ分類だとSuedeのMy Dark StarとかModern Boys、Whipsnade。
この辺りもプレイリストには欠かせない素晴らしいB-side曲です。
Suede - Together
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またまたSuedeに戻って来ましたが『Loose Lips(SIDE:foggy)』はSuedeで半分は出来ていると言っても過言ではないと思います。いえ、過言か!
このTogetherもアルバムの曲です。
カサイの元妻とセディが出会うところのイメージはこの曲からインスパイアされました。
カサイの元妻とセディの出会いについての記事はこちら!
likemad-games.hatenablog.com
ブレットの声はひとつの楽器なんですよ。
それが私がSuedeを聴く理由のひとつ。
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最後はガラッと雰囲気を変えて。明るい楽曲。
ハンソン兄弟が演奏するMMMBop
底抜けに明るい、友達のことを歌ったKIDSな曲。
『Loose Lips(SIDE:foggy)』に登場するトッドはこういった普通の若者をモデルにしました。
本来なら明るくこうした友達の歌を歌っているような少年だったはずです。
セディもそう。本来はこうした少年でした。
それをカサイや大人が歪めてしまっと思うと、明るいこの曲を聴きながらなんとも暗い気分に浸ってしまう。
楽曲としては、キャッチーで子供特有のハイトーンで爽快だし、ノリも良いし、青空の下で聴きたくなる1曲です。
番外編
番外編で70年代の曲を。
David Bowie。彼の曲はプレイリストには欠かせません。
その中でも『Loose Lips(SIDE:foggy)』に関係のある曲を紹介!
David Bowie –John, I'm Only Dancing
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この曲はかつて私が友人のビル(ウィリアム)と議論を交わした曲。
ビルは青い瞳が美しい陰気な青年でセディのモデルにもなった男です。
もちろん人殺しではありません。
飽くまでも印象や雰囲気を引っ張って来ただけ。
彼とこの曲に登場する主人公のジョンへの言葉について意見が分かれました。
「John, I'm Only Dancing(ジョン、彼女とはただ踊ってるだけなんだ)」
私は彼女の彼氏であるジョンに対して「彼女と寝たいわけじゃないよ」と安心させているものだと思っていました。
でも、ビルは「彼女と寝たいわけじゃないよ、君以外に興味はないんだ」とジョンに言っているものだと言いました。
つまり同性愛の曲だと言う主張。
まだ子供だった私には衝撃的な言葉でした。
David Bowieにのめり込むキッカケでもありました。
何よりも耳に残るメロディ。
確かこの曲が初めて覚えた洋楽だったと思います。
ミック・ロンソンのギターが、たまらないナンバーです。
まだまだ紹介したい70年代〜90年代の洋楽
なかなか多岐にわたって聴いているので、様々なジャンルの様々な時代のナンバーをもっと紹介したいと思います。
次回はいつになるのかな?
なかなかお題がないと書くことがないですが、古き良き音楽は世界中に眠っていたり、まだまだ起きていたりします。
時代を問わず好きなものをこれからも追っていきたいと思います。
ここまで読んで下さった皆様、どうもありがとうございます!
最終話まで残り2話!
サスペンスドラマゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy)』の制作を頑張っていきたいと思います。
ブログを書くこともいい休憩になりました(笑)